印鑑のネーム印って何?その種類と使用箇所について

ネーム印って何?

印鑑

ネーム印と言うのは、普段認印の代わりに使用する朱肉の要らない丸型のハンコのことです。

 

インクを本体に内蔵し、紙に押したときに印面の文字や図柄の部分からインクが滲み出るように加工されたゴム印を浸透印と言うのですが、その中でも特に名前を捺印するときに使う丸型の物をネーム印と呼んでいます。

 

また、浸透印の方式を最初に編み出し商品化したのがシヤチハタ株式会社だったため、一般的に「シャチハタ」と呼ばれているのもこのタイプのハンコです。

 

ネーム印の種類

 

「シャチハタ」がネーム印の代名詞になっていますから、店頭ではシヤチハタ社製のネーム9やネーム6、サイズ違いのブラック8やブラック11を見かけることが多いかと思われます。
しかし、トヨダ商事のJontyシリーズやサンビー社のクイックシリーズ、タニエバー社のスラットGシリーズなど、他社製の浸透印タイプのネーム印もよく使われています。

 

ゴムの印面が乾かないようにキャップがついている物と、キャップが無く、捺印するときに印面が回転して現れる物があり、メーカーによってインクの補充方法など細かい点にも違いがありますから、値段だけでなく使い勝手も考えて選ぶとよいでしょう。

 

ネーム印が使用できる範囲は?

 

印面がゴム製のネーム印は、捺印時に力がかかるとゆがみが出る可能性があり、朱肉ではなくインクを使用していることから、重要な書類や契約書などには使用できないことになっています。
具体的に言うと、官公庁に提出する書類や、役所での印鑑登録、銀行の口座開設、保険や売買の契約書類、その他重要書類には使えないのです。

 

また、普通の認印の場合は一度朱肉を硬い材質の印面に乗せてから紙などに転写するので、文字の線に縁がはっきり出ますが、ネーム印は文字の線の部分にある細かい孔から染み出るインクが直接転写されるため、縁がはっきり出ません。

 

そのため、見慣れた人が見れば印鑑ではなくネーム印を使って捺印したことがわかります。
ですから、ネーム印は簡単な認印としてしか使用できないと思っておいた方がよいでしょう。

 

とは言え、朱肉を使わず、連続して捺印できるというのはとても便利な機能です。
ネーム印を使うことで効率アップにつながり、時間も節約することができますし、家庭だけでなく、会社や店舗でも使えるシーンはたくさんあります。
ですから、使用可能な場面ではとても役に立つハンコです。

 


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