実印登録にかかる時間や住所変更について

実印を使う時、一緒に必要になるのが印鑑証明書です。
ですから、いざ必要になった時に印鑑だけ慌てて作っても、それだけでは実印としては機能しないのです。
必要になった時、すぐに実印を使うためには前もって実印を登録しておく必要があります。

 

そこで、実印登録はどのような流れで行われ、トータルでどれくらいの時間がかかるのか確認しておきましょう。

 

実印にする印鑑を用意する

まずは、実印にする印鑑を用意しましょう。
実印は来ていないのサイズや形、材質であれば登録することが可能ですが、大事な契約に使う印鑑ですから、大量生産の三文判は避けた方がよいでしょう。
また、印面がゴムでできているシャチハタ印は実印として登録できません。

 

近所の印章店で購入する場合、店内で加工するのであれば即日購入できますが、長い所では1週間ほどかかります
一方、最近利用者の増えているインターネットの印鑑ショップでは、注文するタイミングにより即日発送してもらえるため、翌日から翌々日には手元に届くでしょう。
ただし、土日を挟むとその分日数がかかります。
余裕を持って注文するようにしましょう。

 

身分証明書を準備し役所へ行く

実印を登録するためには身分証明書が必要です。
なぜなら、特定の印鑑を捺印した書類が本人の意思により契約をしたものであることを証明するために印鑑を登録しようとしているからです。

 

つまり、登録した人が確実に本人であることを証明する必要があるため身分証明書が必要になります。
この時、身分証明書として使用できるのは、運転免許証、パスポート、写真付きの住民基本台帳カード、外国人登録証などです。

 

それらを持っていれば、そのまま持参して手続きを取るだけですが、この件に関しては健康保険証のように写真の付いていないものは身分証明書として利用できません。
本人確認のための書類を郵送してもらってそれを改めて持参するといった確認の仕方になるため、余分な時間が4〜5日ほどかかります

 

市区町村役場に印鑑と身分証明書を持参して登録

実印とする印鑑と身分証明書が用意できたらいよいよ登録です。
市区町村役場に持参して登録しましょう。

 

役場までの移動時間は個人個人違うでしょうし、役場での待ち時間も場所によって異なるでしょうが、空いていれば申請書類を記載して、窓口に提出するのが5分、実印を登録し終わって印鑑証明書を採れるようになるまで5分と言ったところかもしれません。
印鑑の登録が済めば、その日のうちから印鑑証明書を交付してもらうことができます。

 

 

引越しした時の実印登録はどうしたらよいのでしょうか?

引っ越したら実印は無効?

引っ越したからと言って実印が無効になるということはありません
ですから、それ以前に提出していた印鑑証明書は有効です。
とは言え、それ以降はその実印が登録されているという証明=印鑑証明書の発行がされなくなるため、新住所で改めて登録し直す必要があります。

 

ただし、同じ役所の管轄内で住所が移動した場合には転居届を窓口に提出すれば、それで印鑑証明の住所変更もしたことになります。

 

引っ越し後も旧住所の印鑑証明書が使える?

旧住所で発行した印鑑証明書が、引っ越し後も通用する場合があります。
例えば、不動産登記の場合には、印鑑証明書の発行から3か月以内に限り、新住所の住民票を添付すれば有効となります。

 

新住所への切り替えのタイミングで新しい実印を

新しい住所に引っ越したら、役所に転入届などを提出しに行く際に実印登録も同時にするようにすると忘れなくて済みます。
しかし、引っ越し前に発行された印鑑証明書が無効になっているわけでは無いので、偽造などのラブルが心配であれば、引っ越しをきっかけに新しい実印を用意し、これまでとは別の印鑑を登録するようにすると安心です。

 

自治体によって登録できる印鑑が微妙に異なる

実印として登録できる印鑑はおおよその決まりはありますが、自治体によって若干異なる部分があります。
以前の住所では登録できていた印鑑が登録できないこともありますから、事前に確かめておくとよいでしょう。
多くの自治体で登録できない印鑑とされているのは以下のような印鑑です。

 

  • 印影の文字が判読できないもの
  • にじんで鮮明でないもの
  • 印影の一部が欠けているもの
  • ゴム製など変形しやすい素材のもの(ゴム印やシャチハタ印など)
  • 職業や資格など、氏名以外の記載があるもの
  • 印影が8mm四方の正方形枠内に収まってしまうもの
  • 印影が25mm四方の正方形枠からはみ出してしまうもの

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